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小さなベーグル工房だからできること

「日本全国ベーグル店MAP」をまとめていると、そのほとんどが1人から数人でベーグルを製造されている店舗で、
個人で経営されているところもあれば、チェーン展開されているところもあります。

また、イートインのスペースを持ったリアル店舗から、オンラインでの通販だけという店舗まで、
事業のスタイルは幅が広いようですね。

それぞれ、店舗を運営するにあたっての強みと弱みが存在していて、
どれが正解ということは一概に言えるものではないのですが、
ここではPUG BAGEL Worksが目指す事業の方針についてお話できればと思います。

PUG BAGEL Worksは、Web事業を主軸とするフィールドロゴス株式会社が新たに手掛けるベーグル事業のブランドで、
限られた労働リソースをもとに収益を最大化するための事業戦略でもあります。

と、小難しく書きましたが、事業主である私がWebとベーグルの二刀流で結果を出そうと一歩踏み出したものです。

さて、日本全国のベーグル店のインスタグラムを拝見していると、
「本日ベーグル売り切れました」というお知らせをとても良く目にします。

そこから感じることとして、

・特定のお店に人気が偏っている
・需要が多く製造が追いついていない
・ベーグル店の数が絶対的に不足している
・フードロス対策で品切れがスタンダードになっている

他にも色んなことが考えられますけど、
後から参入する小さなベーグル工房でもビジネスチャンスは十分にあると考えています。

ただ、単純に新規参入すれば儲かるというほど甘いお話ではないのですが、
小さなベーグル工房だからこそ、それが強みとなることがあります。

私は大学時代にファストフードでアルバイトした経験があり、
新卒で勤めた商社では入社したての若い頃に小売りの現場も経験しているので、
今回のベーグル事業を進めていくにあたって、商品の品質と原価管理についてはとても強い意識を持っています。

通販システムを「STORES」に決めた理由の記事にも書きましたが、
最優先なのは品質的にも価格的にも顧客ファーストなモノづくりをすることと考えていて、
それを継続していくことが結果的に自己の利益につながるものという認識です。

品質面ではどの店舗でも美味しさや安全性を工夫していると思うので、
私もこだわりを持って取り組んでいきますが、特に美味しさは主観的な評価も入ってくるので
強みとして差別化する要素という意味では難しいかもしれません。
(決して美味しさの追求を諦めている訳ではありません)

一方で、価格面ではどうでしょうか。

一般的な飲食業のコストの構成比率としては、
1.原価率…30%
2.人件費率…30%
3.家賃費率…10%
4.光熱費率…8%
5.その他経費…12%
6.利益…10%

という感じかと思いますが、基本的には数人以上で運営されている大きな店舗やチェーン店の方が、
どの費目においてもスケールメリットを出しやすく効率は良さそうです。

一方、当工房は自社(=代表者)が所有する駐車場一台分の土地に収まる程度の規模で、
その建築費(一部は事業再構築補助金が支給されます)は必要ですが3の家賃はかかりません。

つまり、その分を品質面や安全面、価格面の全てに投資できるという強みがあって、
PUG BAGEL Worksのベーグルは、安心して食べられる良質なベーグルを、コストパフォーマンス良くご提供できると考えています。

それを実現するための環境を求めて福岡へ移転(移住)したという経緯もあるので、
長く愛されるベーグル工房を目標に、日々楽しみながらも真剣に取り組んでいこうと思います。

次回は、ベーグルのバリエーションについてご紹介したいと思います。